ブランド黒毛和牛の魅力がわかる3つのポイント

ブランド和牛 魅力

ブランド和牛と聞いて、どのようなイメージを持たれますか?

* 「高級品でなかなか買えない」
* 「脂が乗っていてとても柔らかい」

おそらくは、このようなイメージではないでしょうか。

現在、全国には200以上ものブランド和牛があると言われていますが、有名なブランド和牛をはじめとしてそのほとんどの品種が黒毛和牛です。
黒毛和牛は「サシ(脂肪)が入りやすく、美しい霜降りになりやすい」「きめが細かく、柔らかい肉質」が特徴の品種なので、「高級」「柔らかくておいしい」といったイメージに繋がっています。

実際にスーパーで市販されている牛肉と違って値段が張るのは事実ですが、以下のような疑問を持ったことはありませんか?

* 「なぜブランド和牛は人気があるのか」
* 「ブランド和牛の魅力とはなにか」

そこでこの記事ではブランド和牛に興味をお持ちの方に向けて、ブランド和牛の魅力を3つに分けてご紹介いたします。
具体的には、以下の内容を上から順番にご説明いたします。

* 品質が保証されている
* 舌の上で溶けるような柔らかい肉質
* 実は健康効果が期待できる

当サイトでは本当においしいブランド和牛を専門に扱うため、ぜひともその魅力を知っていただきたい思いです。

この記事を読めばブランド和牛の魅力がわかるので、是非ご一読ください。

 

ブランド和牛は品質が保証されている

ブランド和牛は一定の品質が保証されているので安心です。
もし、「せっかくブランド和牛を買ったのにおいしくなかった」といったことがあるとガッカリしますよね?
一定の品質が保証されているのでこういった、損した気持ちになりにくいです。

なぜ品質が保証されているのか疑問に思うでしょう。
その理由は「ブランド和牛として認められるには全国の生産者団体が定めた基準を満たさないといけない」からです。

ここで覚えておいてほしいのが、この基準は各生産者団体が独自に定めているものということ。
全国的に統一された基準こそないのですが、これによって全国にあるそれぞれのブランド和牛はブランドとしての価値と品質を保っています。

このことは和牛を購入する消費者にとって、より安心しておいしい和牛が食べられることに繋がるのです。

例として、ブランド和牛の中でも有名な「松阪牛」「神戸牛」を見てみましょう。
それぞれのブランド和牛には、そのブランド和牛を名乗るためにクリアしないといけない基準があります。以下がその基準です。

 

松阪牛

* 黒毛和種、未経産の雌牛。
* 松阪個体識別管理システムに登録されていること。
* 松阪牛生産区域(旧22市町村)で肥育期間が最長・最終であること。
* 生後12か月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域に限る。

(松阪市ホームページ「松阪牛の定義」より抜粋)

 

神戸牛

* 歩留・肉質等級:「A」「B」・4等級以上を対象とする。
* 脂肪交雑:脂肪交雑のBMS値6以上とする。
* 枝肉重量:雌は230㎏以上から470㎏以下とする。去勢は260㎏から470㎏以下とする。
* その他:枝肉に瑕疵がある場合は、本会が委嘱した畜産荷受会社等(委嘱会員)がこれを確認し、「神戸肉・神戸ビーフ」の判定をする。

(神戸肉流通推進協議会「神戸肉・神戸ビーフの定義」より抜粋)

※歩留・肉質等級:
「A~Cで表される可食部の割合」「1~5で表される肉質」を評価したもの
※BMS値:「サシ(脂肪)」の入っている割合を12段階で評価したもの

全国の生産者団体によって何を重視しているのか異なるため、このように定義も変わってきます。

例えば、松阪牛で言えば2001年にいわゆる「狂牛病」が国内で確認されて牛肉への不安が高まったことを受けて、より安心安全への取り組みとして「個体識別管理システム」が導入されました。

これによって生まれてから出荷するまでに「どのようなエサを食べて、どのような生産農家さんに育てられたか」「過去病気にかかったことがないか」などがわかるようになり、安心安全への取り組みが強化されました。

また、松阪牛以外ではそのような安全への取り組みがされていないというわけではありません。
ブランドにかかわらず全ての牛は食肉衛生検査を受ける必要がありますし、各生産者団体でももちろん安全を確保するための取り組みが行われています。

このようにブランド和牛はそれぞれの生産者団体・生産農家さんによって、ブランド和牛としての価値と品質の改善・維持がされています。

 

舌の上で溶けるような柔らかい肉質

よく「A5ランクの黒毛和牛」と聞くことがありますよね?
「A5ランクは最高ランクだからおいしい」と思われている方がいらっしゃいますが、半分正解半分間違いです。

この「A5」といった評価は、「解体した時の可食部の割合」と「肉質の評価」を表したもので、「A~Cで表される歩留(ぶどまり)等級(可食部の割合)」と「1~5で表される肉質等級」によってランク付けされます。

味の評価というより「牛肉に対しての評価」ですので必ずおいしいことを保証しているわけではないですが、肉質等級が高いほどおいしい傾向にあります。

そして、生産農家さんは少しでも肉質を良くするために牛にとってなるべくストレスの少ない環境で、おいしいエサを与えて、丁寧に育てられます。

例えば仙台牛は宮城県の豊かな自然環境の中でおいしい水と「ササニシキ」「ひとめぼれ」といった良質な稲わらをエサとして与えられ、丁寧に育てられます。
そうして育つことで、良質な脂肪(サシ)を豊富に含んだとても柔らかい肉質になります。

一方で、スーパーなどで市販されている牛肉は、アメリカ産などの海外の牛肉が多く、安く買える利点が挙げられます。
ただ、海外産の牛肉は文字通り「大量生産」されていることもあり、丁寧に育てられる和牛とはかなり事情が異なります。

ブランド和牛の柔らかさ、良質な脂肪はそういった大量生産された牛肉では実現出来ないため、「口の中で広がる牛肉の風味」「舌の上で溶けるような柔らかい肉質」は丁寧に育てられたブランド和牛ならではと言えるでしょう。

 

和牛はヘルシー 実は健康効果が期待できる

健康を考える上で、3大栄養素はとても重要です。

私たちの体はたくさんの栄養素から出来ていて、健康を維持・増進するには3大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)をバランス良く摂取する必要があります。
肉にはこのうち、脂質とタンパク質が豊富に含まれています。

タンパク質は、筋肉をはじめとして骨や血管、内臓、髪、などほぼすべての組織に必要な栄養素で、このタンパク質を作るのに必要になるのがアミノ酸です。
肉はアミノ酸をバランスよく、豊富に含んでいるため、肉を食べることは健康を維持・増進する上で理に適っています。
この他、肉には鉄や亜鉛、ビタミン群も多く含まれます。

実はここまでは「肉類を食べるとなぜ健康に良いのか」の話。
ブランド和牛はこのことに加えて、「脂質が良質」という点で異なります。

良質な脂質を豊富に含むブランド和牛(黒毛和牛)では、以下の健康効果が期待できます。

* 心筋梗塞など心疾患の予防
* 動脈硬化、高血圧、糖尿病など生活習慣病の予防
* コレステロール値の調整

肉質に優れるブランド和牛は、その脂肪の中にオレイン酸が多く含まれているため、様々な病気の予防が期待できます。

オレイン酸とは、オリーブ油やアマニ油に豊富に含まれる不飽和脂肪酸のことで、簡単にいえば「血管内で固まりにくい脂質」のことです。
不飽和とは常温で固まりにくいこと、脂肪酸とは脂質の9割を構成する物質のことを意味します。

このことが血管の健康を保ち、血管の閉塞を防ぐことによって生活習慣病予防・心疾患予防に繋がります。
また、脂質が良質なことと関連して、固まりにくい脂質なので胃に入った後も消化がしやすく、胃もたれしにくいです。

これらのことから、実はブランド和牛は健康効果が期待出来るのです。

 

まとめ

ブランド和牛の魅力を紹介してきました。
この記事の内容をまとめると以下の通りです。

* ブランド和牛とは各生産者団体が定めた基準をクリアした和牛のこと
* 各生産者団体が定めた基準をクリアする必要があるため、一定の品質が保証される
* 生産農家さんに丁寧に育てられることで良質な脂肪を蓄えた、柔らかい和牛となる
* スーパーなどで市販される牛肉は安い代わりに海外で大量生産されているものが多い
ブランド和牛のように柔らかく品質が保証されている訳ではない
* 良質な脂肪に含まれるオレイン酸はオリーブ油にも含まれる不飽和脂肪酸
常温で固形化しにくく、血管を健康に保つ効果がある
* 血管の健康を保つことは心疾患や生活習慣病の予防につながるため、健康増進の効果が期待出来る

概ね、一般で市販される牛肉との違いは品質です。
ブランド和牛の魅力は、生産農家さんの丁寧な飼育によって品質とおいしさを大事にしている点といえます。

しかし、そうはいっても食べてみないとその魅力が伝わりません。
当サイトでは、全国の本当においしいブランド和牛を、お手軽な価格で安全に最大限配慮して販売しております。
掲載されていない商品でも、ご相談いただけましたら出来る限りご希望に沿えるよう対応致しますので、少しでも興味をお持ちでしたらぜひご検討ください。

 

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