シェフ直伝の絶品!黒毛和牛・牛肉こま切れ肉レシピ お勧め6選
美味しい和牛肉は食べたいけど、高級なお肉を頻繁には食べられませんよね。そんな時、こま切れ肉や切り落とし肉はお得に美味しい和牛が楽しめるので便利です。
でも、いざ作ろうとすると、いつも同じメニューばかりになってしまうという方も多いのではないでしょうか?和食、洋食などジャンルを問わずレパートリーが広がると嬉しいですよね。
今回は、牛こま切れ肉を使った絶品レシピを、プロのシェフがご紹介します。
(記事中では、牛こま切れ肉は牛肉、作る量は200g(2人分)を基本として書いております。)
当店では経産牛のマザービーフこま切れをスポット、格安提供しております。
目次
ビーフストロガノフ
牛こま切れ肉をつかって、おしゃれな洋食にチャレンジしてみませんか?ビーフストロガノフは名前だけ聞くと難しそうですが、意外と簡単に出来て、おもてなしにも向いています。
ビーフストロガノフとは?
ロシア料理の代表的な家庭料理。牛肉を炒めて、スープと生クリームなどで煮込んだものです。起源については、歯が悪くステーキが食べられなくなった貴族の為に考案されたもの、ありあわせで作った賄い料理、特別な食事会で振る舞われていた料理など諸説あります。
ビーフストロガノフの作り方
☆材料☆
牛肉200g
塩・こしょう 適宜
小麦粉 大さじ1
玉ねぎ 1個
マッシュルーム 6個
ビーフコンソメ2個
お湯 300cc
赤ワイン 適宜
生クリーム 100cc
バター 20g
☆作り方☆
① 牛こま切れ肉に塩こしょう、小麦粉をまぶします。玉ねぎ、マッシュルームは薄くスライスしておきます。
②フライパンにバターの半量を入れ、玉ねぎをキツネ色になるまで炒め、一旦取り出します。
③バターの残りと牛肉を入れ、ほぐしながら炒め、赤ワインを振ります。玉ねぎを戻し入れ、マッシュルーム、水、ビーフコンソメも入れて、強火で煮立てます。アクをとったら弱火にして、5分くらいコトコトと煮ます。
④生クリームも加え、さらに5分くらい煮込んだら塩こしょうで味を整えて出来上がりです。
牛肉じゃが
おふくろの味の定番の肉じゃが。東日本では豚肉を使いますが、西日本では牛肉を使うのが一般的です。牛こま切れ肉を使って、丁寧に和食を作ってみませんか?煮物は煮込んだあといったん火を止めて置いておくと、具に味が染み込んでいきます。食べる直前に再度温め直してくださいね。
牛肉じゃがの作り方
☆材料☆
牛肉 200g
じゃがいも 2個
玉ねぎ 1/2個
人参 1/2個
水か出汁 400cc
和風顆粒だし 大さじ1
醤油 50cc
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
サラダ油 適宜
☆作り方☆
① じゃがいも、玉ねぎ、人参は皮をむき、大きめの乱切りにします。
② 鍋に油を引き、①の野菜を炒め、牛肉こま切れも入れてさっと炒めたら、野菜の上に牛肉が乗るように配置して、水(出汁)、顆粒だし、砂糖、みりん、醤油をいれ、落とし蓋をして弱火から中火でコトコト15分から20分煮込みます。じゃがいもに火が通ったら、火を止めて、味をなじませます。
牛肉のしぐれ煮
牛肉を甘辛く煮込んだしぐれ煮は、お弁当にも、作り置きおかずにも重宝します。牛こま切れ肉をささっと煮るだけなのですぐできるのも魅力です。
牛肉のしぐれ煮とは?
しぐれ煮(時雨煮)とは生姜を加えた佃煮のことです。通り過ぎる雨のように様々な味がすること、さーっと降る時雨のように短時間で出来るから、などの語源があります。
時雨煮は貝類で作るのが一般的なのですが、牛肉をしぐれ煮にすると、牛肉の旨味に生姜の風味も加わり味わい深くなるので、高級料亭や松花堂弁当などでも供される人気料理です。
牛肉のしぐれ煮の作り方
☆材料☆
牛肉 200g
生姜 20g(大きめ1かけ)
水 1/3カップ
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
醤油 大さじ3
砂糖 大さじ2
☆作り方☆
①生姜を千切りにします。(皮が綺麗なら洗うだけでむかなくてもよい。)
②鍋に水と調味料を入れて煮立て、①、牛肉をいれ、牛肉をほぐしながら中火で5〜10分煮汁が1/3くらいになるまで煮つけにします。
牛肉のフォー
ベトナム料理の定番、フォーには、薄切り牛肉のフォーボーと、鶏肉のフォーガーがあります。さっと火を通した牛肉と香味野菜、牛だしのさっぱりスープで食べるフォーは簡単に楽しめるエスニック料理です。
牛肉のフォーとは?
米粉で作る乾麺フォーを使った、ベトナム料理。牛すじ、鶏、八角などのスパイスでとったスープを塩とナンプラーなどであっさり味付けをして、茹でたフォー、もやし、薄切り牛肉の上からかけ、パクチーなどをトッピングして食べる料理です。牛すじと鶏肉のスープをスープの素で代用すれば、あとはさっと茹でるだけの簡単麺料理なので、ベトナム屋台の定番でもあります。ライムや香辛料などでカスタマイズして食べるのが本場での楽しみ方です。
牛肉のフォーの作り方
☆材料☆
牛肉 200g
フォー(乾麺・ビーフン、そうめんでも代用可) 200g
もやし1p
パクチー、細ネギ、赤玉ねぎスライスなど薬味 お好みで
水 700cc
牛肉ダシダ(牛だしの素)もしくは顆粒鶏ガラスープ 小さじ2
酒大さじ1
ナンプラー 大さじ1
五香粉 少々
塩 ひとつまみ
おろしにんにく、おろし生姜 角張小さじ1/2
ライム、チリソース、唐辛子、酢 お好みで
☆作り方☆
①小鍋に水、酒、牛肉ダシダを入れて煮立て、牛肉をサッと茹でて取り出します。アクをすくって、ナンプラー、五香粉、ニンニク、生姜、塩で味付けをして沸かしたところにもやしを入れて火を止めます。
②別鍋にお湯を沸かし(分量外)フォーを茹でます。
③器にフォーを入れ、①のもやし、スープをかけ、茹でておいた牛肉、刻んだパクチーや細ネギなどの薬味をのせて出来上がりです。ライムやチリソースなどをお好みでかけながらいただきます。
プルコギ
韓国風すき焼きのようなプルコギは、ご飯が進むおかずです。たっぷりの野菜と春雨が入るのでヘルシーだけどボリュームがあります。お弁当のおかずにも最適です。
プルコギとは?
朝鮮半島の代表的な肉料理。プルは火、コギは肉を指し、醤油、酒、砂糖、ニンニクなどを入れた甘辛いタレに牛肉を漬け込んで、野菜、春雨と共に炒め煮にします。
プルコギの作り方
☆材料☆
牛肉 200g
舞茸か椎茸 1束
玉ねぎ 1/2こ
ニラ 1/2束
春雨 10g
水 大さじ3
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖大さじ1
おろしニンニク、生姜 各小さじ1
ごま油 適宜
あらびき唐辛子(韓国のもの) 少々
白ごま 少々
☆作り方☆
①牛肉に醤油、酒、砂糖、ニンニク、生姜、粗挽き唐辛子をもみ込みます。
②きのこは石づきをとってほぐす、玉ねぎは厚めのスライス、ニラは5センチ幅に切っておきます。ボウルに熱湯を入れ5分くらい春雨を浸して戻します。
③フライパンに油をいれ、きのこと玉ねぎを炒めたら、①の牛肉を汁ごといれ、ほぐしながら炒めます。戻した春雨と水大さじ3、ニラを入れて絡めながら炒め煮にします。
④ニラがしんなりしたら、ごま油、白ごまを振り、さっと混ぜて出来上がりです。
牛肉とアスパラ オイスターソース炒め
牛肉のオイスター炒めは中華料理の定番メニュー。高級中華料理店にも負けない味を是非おうちで作りたいですね。
牛肉とアスパラのオイスター炒めとは?
牛肉をオイスターソースで味付けする料理は、四大中華料理の広東料理の代表的なものです。オイスターソースの旨味が牛肉の味を引き立て、奥深い風味が出ます。アスパラガスを別に火を入れて置いて、最後に炒め合わせることで、牛肉を柔らかく、アスパラガスをシャキシャキに仕上げるのがポイントです。
牛肉とアスパラのオイスターソース炒めの作り方
☆材料☆
牛肉 200g
アスパラガス 1束(100gくらい)
a)酒 小さじ1
醤油 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
片栗粉 大さじ1
b)酒 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
ごま油 大さじ1
サラダ油 適宜
☆作り方☆
①牛肉にa)の調味料をからめてから、片栗粉をまぶします。
②アスパラガスは根元側下半分の皮を薄くむき、斜めに3カットにすします。お湯を沸かし、1分くらい茹でてザルにあげておきます。(軽く炒めて置いても良い。)
③フライパンに油を入れ、①の牛肉を広げて入れ、ほぐしながら炒めます。②のアスパラを戻し入れ、b)の調味料で味付けします。
まとめ
こま切れ肉や切り落とし肉は、美味しい和牛からステーキ用やしゃぶしゃぶ用など、メインとなる部分を取った後の文字通りこま切れ肉。とはいえ、美味しいお肉には変わりありません。
よく煮てお料理頂く上記のような料理には、ネックもおすすめです。
希少淡路和牛のネックが100gあたり何と!392円。
お値段としてはお得にお楽しみ頂けるので、こちらを参考に様々な料理に挑戦頂ければと思います。
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